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自己紹介

座右の銘
天野 早人

1938(昭和13)年に、宮田尋常高等小学校が『大田切左翼扇状地域の研究 宮田村の地理』という冊子を発行しています。まだ、第二次世界大戦がはじまる前の話です。

その冊子の「後記」に、「昭和七年當時の赤羽校長により校内に研究會の一つとして、郷土調査なるものが設けられ、これが歴史班・理科班・地理班の三班に分かれ、職員はそのいずれか一つに加わり、調査研究に従事することと定められました。」とあります。その後、赤羽校長は転任されたようですが、後任の小松校長、北原校長に引き継がれ、7年の歳月をかけてまとめられました。

わたくしは、学生時代に大学図書館の書庫で、はじめてこの文献に出会いました。下記にご紹介する、北原校長が書かれた「序」に感銘を受け、それ以降、これをわたくしの座右の銘にさせていただいています。

――郷土研究の重要なことは今更ここに述ぶるまでもないことである。教育も産業も其の他あらゆる生活が、確たる郷土認識を有し、そこから出発するでなければ健全な成長を遂げ得られないのである。随って、先づ確たる郷土認識の基礎たる研究こそ必要なる事といふべきである。(以下略)――

昭和十三年十月十八日 北原時衛

2009年01月01日
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