宮田祇園祭 江戸時代から受け継がれる奇祭
■津島神社の由緒と信仰
宮田村の津島神社は、村の中央部にある小さな神社です。祭神として、「素戔鳴尊(すさのおのみこと)」がまつられているという説と、「素戔鳴尊(すさのおのみこと)」と「火之迦具土神(ほのかぐつちのかみ)」がまつられているという説があります。
いつ勧請されたのか、はっきりしていません。しかしながら、江戸時代の天保年間(1830-1843年)につくられた古絵図に、天王社という名前で描かれているのは確かです。現在でも、「お天王さま」と呼ばれることが少なくありません。
最初は、現在の宮田小学校や観音堂があるあたりに建立されました。1869(明治29)年に、宮田尋常小学校の校地を拡大するため、神社と小学校および観音堂が入れ替わりました。
かつて大火があった時、この神社で火が止まったという話や、祭を行わなかった年には悪い病気が流行したとも言い伝えられ、地元の信仰を集めてきました。
祭は「祇園祭」と総称され、石段の上から神輿を投げて破壊する「あばれ神輿」などで知られています。「天下の奇祭」として、毎年たくさんの参拝客が訪れます。 |